価格を抑える方法

2011.08.25

売りやすくするためには価格を抑えなければならない。価格を抑えるためには一住戸当たりの面積をせまくしなければならない。だが、あわせて部屋数を減らしてしまうと売りづらくなる。そこで、せまくした面積の中に部屋数を無理してでも押し込んでしまう。こうしてできた「面積縮小・部屋数詰め込み型」の住戸は、当然、収納量や各部屋の広さにゆとりがなくなる、というわけだ。実際、平成三年当時の統計資料を見ると、供給戸数で大京を追う三井不動産、リクルートコスモス、住友不動産といった会社がおしなべて2LDKや3LDKの間取りを主流としていたのに対して、大京は面積をせまくした結果、2LDKよりも2DK、3LDKよりも3DKの間取りが中心になり、4LDKの住戸はほとんど見当たらないという傾向か出ている。当時の不動産会社別平均住戸の面積が、三井不動産が六八・九平方メートル、リクルートコスモスが七〇・七二平方メートル、住友不動産が七四・八九平方メートルなのに対して、ライオンズマンションの場合は五一・二六平方メートルである。ちなみに他の大京系の不動産会社は、というと、「ダイアパレス」のダイア建設の場合は六三・五五平方メートル、「クリオ」の明和地所は五八・六五平方メートルとなっている。