小さな戸建てを含む全建築物に適応させている

2012.01.23

千代田区が公表した中間検査のデータ、「まともな施工をしていたビルはたった一件しかなかった」という衝撃的な事実があったからこそ、建設省はその後、通達を出して鉄骨の品質監理強化に力を入れた。その結果、八九年に同区内で実施した同じ調査では、S造鉄骨造TSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)ともに正しい施工のほうが不良施工を大きく上まわった。とはいえ、それでもS造・SRC造を合わせた三三パーセント、全体の約三分の一のビルがいまだ不良施工という実状には驚くばかりだが、数値だけを単純に比較すれば「千代田・告発書」の教訓はおおいに生かされたと言っていいだろう。

(参考情報)
新八柱の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
[web]

桑名市の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
[web]

御成門の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
[web]

福山市の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
[web]

南万騎が原の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
[web]

千代田区内に建てられた鉄骨建築の実態だけで業界全体の技術的水準を推測するのは少々乱暴かもしれないが、少なくとも七五年一時と比べれば、技術指導の徹底も功を成し、鉄筋造ビル全体の品質はかなり向上したのである。もし、あのとき報告書が出なかったならば、今でも鉄骨溶接の正しい施工の割合はゼロに近かったかもしれない。また、たとえば横浜市などは、千代田区の報告書をきっかけに市独自の欠陥対策を早くからスタートさせ、今回の法改正でも、中間検査の対象を小さな戸建てを含む全建築物に適応させている(平成一一年八月から実施。ちなみに旧の方針では、個人の住宅の大半を占める木造やプレハブは中間検査の対象外に置かれ、東京一二区などがそれに準じている)。